歯ブラシや歯間ブラシ、糸ようじの誤った使い方

21.5.12 水 23:08|posted by   

歯ブラシを選ぶ時どんな基準で選んでいますか?
ご自分の口の大きさや歯並びに合う歯ブラシを選ぶ事は意外と難しいのです。
歯茎の状態によっても適合する歯ブラシを選択する事は容易ではありません。
テレビなどの宣伝で毛先の細い歯ブラシや柔らかい歯ブラシを選んで、自己流の歯磨きをして、歯茎の炎症や化膿を進めてしまう場合も少なくありません。

口の中には多くの細菌が存在し、歯肉の周囲には炎症を引き起こす細菌も多数生息し、食物と一緒に押し込む事により炎症が重症化し、場合によっては歯周病の悪化を招く事もあります。
従って歯間ブラシや糸ようじの間違った使い方で、歯肉の状態を短期間に悪化させ、炎症の程度によれば抜歯を必要とされる事もあります。

良かれと思って選んだ歯ブラシや、歯茎の健康維持や挟まった食物を取る為に食後に習慣化させてしまう歯間ブラシ、糸ようじの誤用により歯周病の進行を早めて悪化させる場合もある事をご理解下さい。

歯ブラシの選択や使用法、歯間ブラシ、糸ようじの使用に関しては、必ず歯科医師、歯科衛生士の指導のもとに実施される事をお勧めします。


定期的な健康審査を行い、一年に数回の歯石取りや清掃は健康維持の為に欠く事はできません、そのような受診の際に指導をお受けになる事が大事で、歯科医院に足を運ぶ目的の一つでもあります。