歯の寿命・治した歯の寿命

11.1.10 月 15:02|posted by   

成人の歯の数は上下で28本ですが、40歳代でむし歯になっている歯や失われた歯の総数は15本以上、50歳代で17本、60歳代になると20本に達し、うち10本は抜け落ちてしまう。80歳代では半数の人が総入れ歯を必要としているのが現状である。

一方、治療を施して金属によるかぶせ物をしたり、詰め物をした場合は、その耐用年数は10年にも満たないのが調査によって判明した。

これは人工的に作った物が壊れるだけではなく、その処置を施した歯そのものが歯周病などにより抜け落ちてしまったり、二次的にむし歯になる為である。虫歯である・なしにかかわらず、1年に最低2回程度の定期点検は、歯を大切にするために欠くことのできない事である。

健康な歯を守る為に健診は必要不可欠、また治した歯の寿命を延ばす為にも、定期健診とプロによる適確な歯の清掃が鍵です