私たちは3歳ぐらいで乳歯列と呼ばれる乳歯のかみ合わせが完成し、12歳から14歳ぐらいまでに順次永久歯列に生え変わります。
乳歯が全て出揃う3歳ぐらいになると、噛む力は10キログラム程度になり、大人とほとんど同じ食品を噛む事ができます。また永久歯が揃うと、人間の体重と同じかそれの1.5倍ぐらいの力で噛む事ができるようになります。
しかし事故やむし歯あるいは歯周病などで歯を失った場合、そこにブリッジや義歯を装着する事になりますが、どんなに精巧に作られていてもそれらによる噛む力は、半分から5分の1程度に低下してしまいます。
また歯の根を支えている部分のセンサーによって硬さや風合いといったものも感じ取れ、過重負担による危険を回避できます。
失った歯は元には戻りません。 自分の歯を大切にしましょう。