歯周病と定期的検診

07.6.1 金 15:19|posted by   

歯周病は日本人成人の80%が罹患しているが、実際に歯科に治療にこられている方は40%程度で、歯周病に対しての認識はまだまだ低いといわざるを得ません。

歯周病は歯の表面に付着するプラ−クの細菌が原因となり、歯ぐきの炎症やあごの骨の吸収が起こる疾患である。歯磨きだけではプラークが完全に除去されず、歯石の形成につながるのです。

歯周病は一度進行し始めると骨の吸収をもとに戻す事はできず、定期的な検診による歯肉の炎症の発見と、歯石除去によるメンテナンスを行い進行防止するのが限界なのです。

歯周病はこのように歯を失う事の大きな原因になるばかりでなく、心臓病の原因だと実証されています。たかが歯ぐきの出血ぐらいと放置はできませんね。歯周病の最も効果的予防法は、定期的な検診とプラークや歯石の除去しかありません。

最低年2回は歯科検診を受けましょう。歯周病はあなたの心臓も脅かしますよ。