乳歯のむし歯

06.10.13 金 7:40|posted by   

赤ちゃんが生まれて48時間後には、口の中にむし歯を作る細菌やいろいろな細菌が確認されます。

赤ちゃんは生まれたときには歯はありません。歯ぐきの中には歯胚(乳歯のもと)があり、個人差はありますが6〜8ヶ月位で歯が生えてきます。つまり歯が無い訳ですから虫歯にはなりません。

しかし、むし歯菌は口の中で、母乳やミルクなどを栄養にどんどん増え、そこに歯が出てくるのです。

歯科疾患実態調査によると、むし歯になっている割合は1歳では1.2%、2歳では21.5%、3歳では34%に増えています。これらの事から歯磨き(口の中の清掃)は生後直ぐから始めたほうが望ましいのです。

授乳の後の、水に浸したガーゼによる清掃から、歯磨きの習慣が始まります。歯が生えてからいきなり歯磨きを始めたら、赤ちゃんもビックリ。歯が無くても歯磨きを始めましょう。