歯科疾患と喫煙

06.4.24 月 12:09|posted by   

喫煙は身体の健康を害する事は、タバコの箱にも表示されているように、誰もが知っている事です。

しかし、喫煙が歯や歯ぐきの健康を著しく損なう事は意外と知られていません。

私たちの歯は、歯ぐきによって支えられ、食事をするときの噛む力を受け止めていますが、喫煙は歯を支えている歯ぐきの血行不良(一酸化炭素等によ る)を引き起こし、骨の異常な吸収や、歯ぐきの感染により歯周病の進行を早めてしまうのです。また歯にタールが付着し歯石の原因となる事も悪影響の一つで す。

特に糖尿病に罹患している場合は、喫煙との相互作用により、感染症である歯周病の進行は早く、50歳で半数の人たちが全ての歯を失っている場合があります。

8020とは80歳まで20本の歯で元気に生活をしましょうという提言です。自分の歯を大切に守るために、喫煙は止めましょう。

ごあいさつ

06.4.24 月 10:41|posted by   

このたび石要歯科医院のホームページを開設いたしました。 健康な歯を維持するためのお手伝いをさせていただくことが私たちの使命であると思っております。 とりわけ予防が最も重要であることからPMTC(プロフェショナルクリーニング)を取り入れ、日常のケア+私たちプロのケアでの予防による健康維持を行ってまいりたいと思っております。 このホームページを通じて、これら歯に関する情報を随時提供してまいりますので、ご利用くださいますようお願い申し上げます。

なぜ虫歯になるの

06.4.6 木 15:35|posted by   

むし歯は細菌感染で、原因菌はミュータンスという細菌の一種ですが、我々の口の中には生後すぐに、母親や周囲の人間から細菌が移動し、感染するといわれています。

この細菌は栄養になる物質があり、口の中に歯が生えてくればすぐに活動し始め、酸を出して虫歯を作ります。つまり赤ちゃんの場合でも歯が生えてくれば、母乳やミルクなどを栄養源とした細菌活動により、むし歯が出来はじめます。

母乳には免疫物質が含まれているので、細菌感染に対しての抵抗力を作るといわれていますが、むし歯に関してそれは当てはまらないようです。

80歳まで20本の歯を大事にして食事をするためには、スタートの赤ちゃんのときからのむし歯予防と定期的な検診が必要なのです。